Greetings

「運ぶ」ではなく
「人々の暮らしをまもる」
社会的使命に誇りを持てるような
会社づくりを目指して。

代表取締役社長
中西 栄太郎
Eitaro Nakanishi

創業50年。
運輸事業をコアに、
拡大基調の時代とともに成長。

湖南運輸株式会社の源は、1960年(昭和35年)の大津運輸株式会社に遡ります。故 中西 榮吉が、社名変更となった滋賀伏見運送株式会社の取締役を経て1972年(昭和47年)代表取締役に就任、社名を湖南運輸株式会社に変更しその歴史を歩み始めました。

現在の本社、栗東市上鈎に本社を構えたのは1974年(昭和49年)のことです。その後はバブル景気に支えられ業績を順調に拡大する中、1988年(昭和63年)に中西 栄が代表取締役に就任し、それまでの運送ひとすじから、物流事業の多角化へ乗り出します。2023年(令和5年)からは私がそのバトンを引き継ぎました。現在は運送・保管・加工を軸とした3PL事業を更に強化し、メーカーにも比肩し得る品質保証力と工程管理力を有した総合物流事業者となるべく、全社一丸で邁進しています。

「物流」という生活のインフラを支える使命。

物流の役割とは何でしょうか。近年少子高齢化や人口減少が社会問題となっていますが、それでもなお国内貨物輸送量は年間42億トンにも上り、その9割以上がトラックをはじめとする陸上輸送で行われています。そうした我が国の物流の主役であるトラック輸送を支えているのが、我々のような物流事業者です。

物流とは、スーパーに並ぶ食料品、電気屋さんに並ぶ家電製品、生活や仕事に欠かせない自動車、家やマンションの建築材料や果てはロケット部品に至るまで、モノが産地や工場から皆様のもとに届くまでの流れのことを指します。その流れを担うということは、この国に住まう全ての人々の生活をまもることと同義ではないでしょうか。

湖南運輸は、長きに渡り輸送能力・保管能力・流通加工力を磨いて参りました。トラックに乗りモノを運ぶ人、整備管理する人、効率良く車両手配をする人、事故がないよう安全品質指導をする人、倉庫でモノを管理する人、不良品がないかモノを検査する人。綺麗な姿でお店に並ぶよう梱包する人。たくさんの仲間が、物流を止めないために日々努力を重ねています。

湖南運輸のしごとは、単にモノを運んだり、お預かりしたりすることではありません。人々の暮らしをまもり、支える。それが、我々のしごとであり、使命だと考えています。

お客様満足は、
従業員の健康とエンゲージメントから。

当社の経営理念では、「お客様の要求を第一にすること」、「それを実現するために社員一人ひとりが必要な改善行動を自主的に行うこと」、同時に「地域や環境に配慮し、良き隣人になること」を謳っています。

近年物流業界においては、市場の急速な拡大を背景に、競争が激化し、そのしわ寄せが業務の担い手であるドライバーや作業者に降りかかってきていることはご承知の通りです。その様な中においても、当社では、公正な輸送取引の実現に向けての努力を重ねてまいりました。ISO9001等の第三者機関による品質保証をはじめ、社員教育においては法令遵守の精神を重視し、安全対策や環境保全に積極的に取り組むなど、安心・安全な輸送サービスの実現にも注力して参りました。

「良質なサービスは、担い手の健全な精神、健康なくしては実現し得ない」。
これは創業者から引き継ぐ当社の意志であり、コンプライアンス遵守は企業理念の体現に他なりません。

当社は、2022年に創業50周年を迎えました。次の50年に向けて現在は「社員一人ひとりが、自分の人生設計を描ける会社になること」を目指しています。その為に「骨太で筋肉質な会社づくり・働きやすい労働環境整備への積極的投資・健康経営と福利厚生の充実・全社員を対象にしたキャリアプランの構築・制度に基づいた公正な評価システム」に注力しています。とりわけ人財の確保と育成に繋がることには重きをおいています。物流ビジネスの未来を見据えて、そして100年企業・湖南運輸を目指して、共に歩んでいただける仲間をお待ちしております。